ミドリハカタカラクサ Tradescantia fluminensis 'Viridis' |
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作成者:鈴木雅大 作成日:2012年8月9日(2021年5月22日更新) |
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ミドリハカタカラクサ(緑博多唐草) |
Tradescantia fluminensis Vellozo, 1843 'Viridis' |
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維管束植物門(Phylum Tracheophyta),種子植物亜門(Subphylum Spermatophytina),被子植物("Angiospermae"),モクレン綱(Class Magnoliopsida),ユリ上目(Superorder Lilianae),ツユクサ目(Order Commelinales),ツユクサ科(Family Commelinaceae),ムラサキツユクサ属(Genus Tradescantia) |
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新エングラー体系:被子植物門(Phylum Angiospermae),単子葉植物綱(Class Monocotyledoneae),ツユクサ目(Order Commelinales),ツユクサ科(Family Commelinaceae) |
クロンキスト体系:被子植物門(Phylum Magnoliophyta),ユリ綱(Class Liliopsida),ツユクサ亜綱(Subclass Commelinidae),ホシクサ目(Order Ericaulales),ツユクサ科(Family Commelinaceae) |
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撮影地:千葉県 富津市 竹岡;撮影日:2019年5月19日;撮影者:鈴木雅大 |
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撮影地:兵庫県 淡路市 岩屋(淡路島);撮影日:2021年5月22日;撮影者:鈴木雅大 |
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広義のノハカタカラクサ(トキワツユクサ,Tradescantia fluminensis)と考えられますが,花柄が紫色にならないのでミドリハカタカラクサと同定しました。南アメリカ原産の栽培種シロフハカタカラクサ(T. fluminensis 'Variegata')の葉の斑が消えたものと言われています。各地で野生化しており,千葉県富津市で見た群落は,林床一面を埋め尽くすかのようでした。 |
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オオトキワツユクサ(Tradescantia albiflora)? |
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撮影地:千葉県 柏市 豊四季;撮影日:2011年5月30日;撮影者:鈴木雅大 |
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葉が大きく,花柄がやや紫色なのでオオトキワツユクサと同定しました。南アメリカ原産の栽培種シラフツユクサ(T. albiflora 'Albo-vittata')の葉の斑が消えたものと言われています。インターネット上ではT. albifloraをノハカタカラクサ(T. fluminensis)の異名同種(シノニム)とする見解も多く,学名として何を用いれば良いか判断に困っています。本サイトではYListに従い,T. albifloraとしました。 |
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参考文献 |
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米倉浩司・梶田忠 2003-「BG Plants 和名-学名インデックス」(YList),http://ylist.info(2019年5月25日閲覧). |
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>写真で見る生物の系統と分類 >真核生物ドメイン >スーパーグループ アーケプラスチダ >緑色植物亜界 >有胚植物上門 >被子植物 >ユリ上目 >ツユクサ目 |
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