日本産海藻リスト

 近年,海藻の分類体系は大きく変化しており,毎年のように新知見が発表されています。本サイトは目まぐるしく変わる海藻の分類体系を正しく把握すべく,発表された論文等の文献に基づいて日本産海藻を整理しています。この方針に乗っ取り,2010年からリストの更新を続けています。

 このリストは,個人(鈴木雅大)が運営しているウエブサイトでの見解であり,正式に出版されているものではありません。日本の海藻リストとしては,吉田忠生博士らが5年に一度,雑誌「藻類」にて改訂発表している「日本産海藻目録」があります。吉田博士らが長年にわたって尽力されてきた海藻リストです。2015年の改訂では著者も共著者として編纂に加わりました。日本藻類学会の和文誌「藻類」で出版されたものなので,論文や報告に引用される際は,「吉田・鈴木・吉永 2015. 日本産海藻目録(2015年改訂版)(PDFファイル)」を参照される事をお勧めします。

 また,国立科学博物館の北山太樹博士が作成したホームページ「日本の海藻―美しく多様な海藻の世界―」では,北山・鈴木が監修・作成した海藻リスト(*本サイトの海藻リストとレイアウトは異なるものの,分類体系は基本的に同じものです。分類体系は2014年3月31日までのものです)と,国立科学博物館の植物標本庫に収められている海藻標本の写真を見ることが出来ます。2014年3月31日に改訂し,幾つかのサンゴモ類を除き,所蔵標本のほとんどを公開しました。日本産海藻の53.6%もの標本画像を公開しているので,こちらのサイトもぜひのぞいてみて下さい。

 
更新履歴

2019年4月2日 Hughey et al. (2019) に従い,リボンアオサ緑藻アオサ目)の学名をUlva lactucaとし,オオバアオサをチシマアナアオサ緑藻アオサ目)の異名同種(シノニム)としました。

2019年4月1日 Santiañez & Kogame (2019) に従い,カヤモドキ褐藻シオミドロ目カヤモノリ科)をカヤモノリ属からHapterophycusに,ヒラカヤモ褐藻シオミドロ目カヤモノリ科)をカヤモノリ属からセイヨウハバノリに移しました。また,エチゴイソカワラモドキ(Hapterophycus echigoensis)をカヤモドキの異名同種(シノニム)としました。

2019年3月30日 Guiry et al. (2018) に従い,Crassa属をCrassiphycus紅藻オゴノリ目)に変更しました。

2019年3月10日 Narita (1936)と北山・清末(2019)に従い,ベニモズクダマシ(Helminthora nipponica紅藻ウミゾウメン目)を掲載しました。

2019年3月2日 Townsend & Huisman (2018)を参考にサンゴモ目紅藻)の科と亜科の分類を整理しました。

2019年2月14日 Kitayama (2018) に従い,スジウスバヤドリ(Gonimophyllum buffhamii紅藻コノハノリ科)を掲載しました。Sherwood et al. (2019) に従い,Rhizoclonium fractum, R. minutissimum, R. umbraticum緑藻シオグサ目)をネダシグサ属(Rhizoclonium)からオキナワネダシグサ属(Pseudorhizocloniumに移しました。

2019年2月8日 Kawai et al. (2019) に従い,ニセクロモズク(Mesogloia japonica褐藻シオミドロ目ナガマツモ科)を掲載し,クロモズクSauvageaugloia属からMesogloiaに移しました。Bustamante et al. (2019) に従い,Symphyocladiella紅藻イギス目フジマツモ科)を掲載し,セトウチハネグサ紅藻イギス目フジマツモ科)の学名を変更しました。

2019年1月27日 Boo et al. (2016) に従い,ササバシマテングサ紅藻テングサ目))の学名をGelidiella flabellaに変更しました。

2019年1月13日 Fredericq et al. (1996) ,Rodríguez-Prieto et al. (2013) などに従い,エゾナメシ属(Turnerella紅藻スギノリ目)をミリン科(Solieriaceae)からススカケベニ科(Furcellariaceae)に移しました。

2018年12月5日 Kikuchi et al. (2018) に従い,アカネグモノリ属紅藻ウシケノリ目)の学名をNeomiuraeaに変更しました。

2018年11月7日 Gurgel et al. (2018) に従い,オゴノリ科(Gracilariaceae)紅藻オゴノリ目)の亜科,連,属の分類を整理しました。

2018年10月21日 Saunders et al. (2018) に従い,ロドコルトン属(Rhodochorton紅藻アクロカエティウム目)をロドコルトン科(Rhodochortonaceae)のメンバーとし,ダルス(Palmaria cf. mollisPalmaria属からホソベニフクロノリ属(Devaleraea紅藻ダルス目)に移しました。Selivanova (2016) に従い,カタベニフクロノリ(Halosaccion firmumHalosaccion属からホソベニフクロノリ属(Devaleraea紅藻ダルス目)に移しました。Huisman & Woelkerling (2018) に従い,Audouinella robustaをオージュイネラ属(Audouinella)からコラコネマ属(Colaconema紅藻コラコネマ目)に移しました。

2018年9月23日 Norris et al. (2017) に従い,スリコギヅタ緑藻ハネモ目)とタカツキヅタ緑藻ハネモ目)をCaulerpa chemnitziaの変種とし,センナリヅタ緑藻ハネモ目)をC. racemosaの変種としました。

2018年7月22日 Kitayama (2017) に従い,チクビミル(Codium mamillosum緑藻ハネモ目)を掲載しました。

2018年6月3日 Fernández-García et al. (2016) に倣い,スリコギヅタ緑藻ハネモ目)とタカツキヅタ緑藻ハネモ目)の表記を改めました。

2018年5月20日 Sutti et al. (2018) に従い,Neochondria紅藻イギス目フジマツモ科)を掲載し,ホソヤナギノリ紅藻イギス目フジマツモ科)の学名を変更しました。Zuccarello et al. (2018) に従い,タニコケモドキ紅藻イギス目フジマツモ科)の学名を変更しました。Kim et al. (2018) に従い,Pyropia retorta紅藻ウシケノリ目)を掲載しました。

2018年4月14日 Clarkston & Saunders (2012) に従い,キヌハダ 紅藻スギノリ目)の学名を変更しました。Lee & Kim (2014) に従い,Callophyllis serratifolia紅藻スギノリ目)を掲載しました。Rösler et al. (2016) に従い,サモアイシゴロモ紅藻サンゴモ目)をコブイシモ属(Hydrolithon)からHarveylithonに移しました。ポロリソン属(Porolithonオニガワライシモ属(Spongitesの亜科の所属を変更しました。

2018年2月24日 McDevit & Saunders (2017) に従い,ウスカヤモ褐藻シオミドロ目カヤモノリ科)をカヤモノリ属からPlanosiphonへ,ホソバノセイヨウハバノリ褐藻シオミドロ目カヤモノリ科)をセイヨウハバノリ属からPlanosiphonに移しました。小山ら(2017)に従い,Siphonocladus rigidus緑藻シオグサ目)を実態不明種から確かに生育する種に改めました。

2018年2月4日 Santiañez et al. (2018) に従い,ワタモホソクビワタモ褐藻シオミドロ目カヤモノリ科)をフクロノリ属からDactylosiphonに移し,ムラチドリ褐藻シオミドロ目カヤモノリ科)をChnoospora属からPseudochnoosporaに移しました。

2018年1月13日 Ni-Ni-Win et al. (2018)に従い,Padina ogasawaraensisP. reniformis褐藻アミジグサ目)を掲載しました。Santiañez et al. (2018) に従い,Hydroclathrus minutus, H. stephanosorus, Tronoella ryukyuana褐藻シオミドロ目カヤモノリ科)を掲載しました。

2017年12月2日 Wynne (2017)に従い,Acrocladus属をLychaete緑藻シオグサ目)に含めました。

2017年11月26日 Díaz-Tapia et al. (2017) に従い,フジマツモ科紅藻イギス目)の連(tribe)の分類を整理しました。

2017年10月14日 Schmidt et al. (2017) に従い,タオヤギソウ紅藻マサゴシバリ目)をChrysymenia属からハナノエダ属(Botryocladiaに移しました。

2017年9月3日 Savoie & Saunders (2015) に従い,アッケシイトグサ紅藻イギス目フジマツモ科)を再評価しました。Yang & Kim (2016) に従い,Chondracanthus cincinnusC. okamurae紅藻スギノリ目)を掲載しました。Calderon & Boo (2017) に従い,サイミ紅藻スギノリ目)の学名を変更しました。

2017年6月17日 Yang & Kim (2017) に従い,サイダイバラ紅藻スギノリ目)をイバラノリ属(Hypnea)からCalliblepharisに移しました。

2017年4月29日 Kawai et al. (2017) に従い,オオノアナメ褐藻コンブ目)をアナメ属(Agarum)からNeoagarumに移しました。

2017年3月25日 Ichihara et al. (2015, 2016) に従い,Ulva partita緑藻アオサ目)とネダシグサ属3種(緑藻シオグサ目)を掲載しました。Kim (2013) に従い,CruoriellaCruoriopsis紅藻イワノカワ目)を再評価しました。Furnari & Cormaci (2016) に従い,Colaconema codii紅藻コラコネマ目)をC. caespitosumの異名としました。

2017年3月23日 Jackson et al. (2017) に従い,ネコアシコンブ属カジメ属コンブ属クロシオメ属ネコアシコンブ科褐藻コンブ目)に移しました。

2017年3月8日 和名索引(緑藻(アオサ藻)類・車軸藻類)を公開しました。

2017年2月14日 Díaz-Tapia et al. (2017) に従い,マキイトグサ属紅藻イギス目フジマツモ科)をEnelittosiphonia属からVertebrataに変更し,ケハネグサ属(Kintarosiphonia)とネオシフォニア属(Neosiphonia)をMelanothamnus紅藻イギス目フジマツモ科)に含めました。Maggs & Hommersand (1983) に従い,モツレイトグサ紅藻イギス目フジマツモ科)の学名をPolysiphonia richardsoniiからP. fibrillosaに変更しました。

2017年2月11日 Xie et al. (2015) に従い,ツクシアマノリ紅藻ウシケノリ目)の学名を変更しました。

2017年2月6日 Maneveldt & Keats (2016) に従い,トゲイボオニハスイシモ紅藻サンゴモ目)をポロリソン属(Porolithon)からオニガワライシモ属(Spongitesに移しました。

2016年12月19日 Boedeker et al. (2016)に従い,ミナミシオグサミドリゲオオシオグサコアサミドリシオグサカタシオグサアサミドリシオグサ緑藻シオグサ目)をシオグサ属(Cladophora)からAcrocladusに移し,オキナワネダシグサをネダシグサ属(Rhizoclonium)からPseudorhizocloniumに移しました。Costa et al. (2016) に従い,ガラガラ亜目ウミゾウメン亜目(紅藻,ウミゾウメン目)を掲載しました。

2016年12月14日 Bruce & Saunders ('2016' 2017) に従い,クシベニヒバ属,カタバベニヒバ属,ベニヒバ属(紅藻イギス目ランゲリア科)の分類を整理しました。Kang & Kim (2016) に従い,グンバイコノハ紅藻イギス目コノハノリ科)をPapenfussia属からAugophyllumに移しました。

2016年11月21日 Calderon et al. (2016) に従い,オキツノリ科紅藻スギノリ目)の分類を整理しました。Kitayama & Lin (2016) に従い,ヨシザキコナハダ紅藻ウミゾウメン目)を掲載しました。

2016年10月26日 Kawai et al. (2016) に従い,Cladosiphon takenoensis褐藻シオミドロ目ナガマツモ科)を掲載しました。Bustamante et al. (2016) とSavoie & Saundersに従い,ハネグサ連紅藻イギス目フジマツモ科)の分類を整理しました。

2016年10月18日 Kitayama (2015) に従い,ハイキヌイト紅藻イギス目イギス科)を掲載しました。

2016年9月30日 Saunders et al. (2016) に従い,ナガオバネ属オトヒメモズク属ナガオバネ科紅藻アクロシンフィトン目)に移しました。

2016年7月8日 Suzuki et al. (2016) に従い,ヨゴレコナハダ紅藻ウミゾウメン目)をOtohimellaに移しました。

2016年6月15日 Yotsukura et al. (2016) に従い,エナガコンブをオニコンブ褐藻コンブ目)の異名同種(シノニム)としました。Filloramo & Saunders (2016) に従い,フシツナギFushitsunagia属(紅藻マサゴシバリ目)に移しました。Hughey & Miller (2016) に従い,ヒメヒシガタノリ属紅藻マサゴシバリ目)をマサゴシバリ科の所属としました。

2016年6月7日 Boo et al. (2016) に従い,ユイキリ属をテングサ属紅藻テングサ目))に含めました。

2016年5月26日 Athanasiadis (1996) に従い,トゲキヌイトグサ紅藻イギス目ランゲリア科)をフタツガサネ属(Antithamnion)からGrallatoriaに移しました。

2016年5月14日 Sutherland et al. (2016) に従い,カワノリ属緑藻カワノリ目)の日本新産種2種を掲載しました。

2016年4月2日 Kawai et al. (2016) に従い,クロモ属褐藻シオミドロ目ナガマツモ科)の分類を整理しました。

2016年3月13日 Lee et al. (2001) 他に従い,イソダンツウ紅藻スギノリ目)の種名を変更しました。

2016年2月17日 Jeong et al. (2016) に従い,ベニハノリ紅藻コノハノリ科)をHypoglossum属からWynneophycusに移しました。

2016年2月6日 Rothman et al. (2015) に従い,アラメ属(Eisenia)とアントクメ属(Eckloniopsis)をカジメ属褐藻コンブ目)に含めました。シオミドロ目(狭義),ナガマツモ目,ウイキョウモ目,カヤモノリ目(褐藻)の扱いを整理しました。

2016年1月20日 Yang & Kim (2015) に従い,Gracilaria perplexaGracilariopsis chiangii紅藻オゴノリ目)を掲載しました。

2015年12月27日 Dixon et al. (2015) に従い,ニクイワノカワ属ニクイワノカワ科紅藻スギノリ目)に移しました。

2015年12月6日 Kikuchi et al. (2015) に従い,オオバアサクサノリナラワスサビノリ紅藻ウシケノリ目)の学名を変更しました。

2015年10月27日 Kawai et al. (2015) に従い,シチャポヴィア目褐藻)を掲載しました。

2015年10月27日 Yaegashi et al. (2015) に従い,アキネートスポラ属褐藻シオミドロ目)の分類を整理しました。

2015年8月5日 Yang & Kim (2014) に従い,ヒロハノカクレイト(紅藻イソノハナ目)の種名を変更しました。

2015年7月4日 Kojima et al. (2015) に従い,サボテングサ属(Halimeda)(緑藻ハネモ目)の分類を整理しました。

2015年7月4日 Lin et al. (2015) に従い,コナハダ科(紅藻ウミゾウメン目)からウミゾウメン科とハイコナハダ科を区別しました。

2015年4月21日 Lyra et al. (2015) に従い,リュウキュウオゴノリ属(Hydropuntia)をオゴノリ属(紅藻オゴノリ目)に含めました。

2015年4月11日 Nelson et al. (2015) に従い,ハパリデウム科をサンゴモ目からハパリデウム目紅藻)に移しました。

2015年4月7日 Yang et al. (2015) に従い,シキンノリ(紅藻スギノリ目)の種名を変更しました。

2014年11月20日 Ng et al. (2014) に従い,フシクレタケ属(Congracilaria)をオゴノリ属(紅藻オゴノリ目)に含みました。

2014年9月29日 Lee et al. (2014) に従い,Colpomenia wynnei褐藻シオミドロ目カヤモノリ科)を掲載しました。Draisma et al. に従い,ヒメイワヅタ属(Caulerpella)をイワヅタ属(Caulerpa)(緑藻ハネモ目)に含めました。また,イワヅタ属の下に亜属と節の階級を掲載しました。

2014年9月25日 Dixon et al. (2014) に従い,ヤナギモク(褐藻ヒバマタ目)を種の階級として扱いました。ホンダワラ属のリストを修正しました。D・F博士から御指摘頂きました。

2014年8月6日 Calderon et al. (2014) とKim et al. (2014) に従い,フダラクとタンバノリ(紅藻イソノハナ目)をムカデノリ属(Grateloupia)からタンバノリ属(Pachymeniopsis)に,ナガキントキ,ヒラキントキ,オオバキントキ(紅藻イソノハナ目)をムカデノリ属からヒラキントキ属(Prionitis)に移しました。Kim et al. (2014) に従い,Pachymeniopsis gargiuli紅藻イソノハナ目)を掲載しました。

2014年6月29日 Silberfeld et al. (2014) などに従い,褐藻綱(褐藻)の分類体系を改訂しました。主な変更は以下の通りです。

褐藻綱の下に4亜綱を置く。アステロネマ属(Asteronema)をシトタムヌス目のメンバーとする。アステロクラドン属(Asterocladon)をアステロクラドン目のメンバーとする。ミナミシオミドロ属(Bachelotia)をミナミシオミドロ科のメンバーとする。クロハンモン属(Diplura)をイシゲ目の中での科の位置不明とする。インテルノレティア属(Internoretia)をアキネトスポラ科シオミドロ目)のメンバーとする。キタイワヒゲ属(Melanosiphon)をカヤモノリ科シオミドロ目)のメンバーとする。カギシオミドロ属(Spongonema)をシオミドロ科(シオミドロ目)のメンバーとする。ムチモ目をティロプテリス目に含む。ニセイシノカワ科(Lithodermataceae)をイソガワラ目からクロガシラ目に移す。ハパロスポンギディオン属(Hapalospongidion)をメソスポラ科(イソガワラ目)のメンバーとする。 スジメ科(Costariaceae)をアナメ科(コンブ目)に変更する。カジメ属(Ecklonia),アラメ属(Eisenia),アントクメ属(Eckloniopsis)をレッソニア科(コンブ目)のメンバーとする。

2014年6月29日 Schneider & Wynne (2007) と Silberfeld et al. (2014)に従い,褐藻紅藻の目,科,属の著者名を確認・修正しました。

2014年5月27日 D'Archino et al. (2014) に従い,マルバグサ(紅藻イソノハナ目)をカクレイト属(Cryptonemia)からGalene属に移しました。

2014年3月28日 Kim (2012) に従い,イソハギ(紅藻ダジア科)をシマダジア属からダジシフォニア属に移しました。Nam & Kang (2012) に従い,ハスジギヌ(紅藻コノハノリ科)をPolyneura属からPseudopolyneura属に移しました。

2014年2月25日 Matsumoto et al. (2014) に従い,キヌハバノリ Petalonia tenuis褐藻シオミドロ目カヤモノリ科)を掲載しました。

2014年2月17日 Yang et al. (2014) に従い,ウルシグサとタバコグサ(褐藻ウルシグサ目)の種名を変更しました。Belton et al. (2014) に従い,イワヅタ属(緑藻ハネモ目)の分類を整理しました。

2014年2月14日 Lin et al. (2014) に従い,フクレコナハダ(紅藻ウミゾウメン目)をケコナハダ属からHommersandiophycus属に移しました。 Boo et al. (2013) に従い,ヒメテングサ属(Gelidiophycus)を掲載し,ヒメテングサ(紅藻テングサ目)の種名をGelidiophycus freshwateri に変更しました。

2014年1月27日 Yamagishi et al. (2014) に従い,セトウチダジア Dasya enomotoi (紅藻ダジア科) を掲載しました。

2013年12月26日 Suzuki et al. (2013) に従い,ナンブワツナギソウ Champia lubrica (紅藻マサゴシバリ目) を掲載しました。

2013年10月24日 Matsumoto & Shimada (2013) に従い,コマタ Chondrus retortus (紅藻スギノリ目) を掲載しました。

2013年9月20日 Kim et al. (2013) に従い,Grateloupia jejuensis (紅藻イソノハナ目) を掲載しました。

2013年8月26日 Ichihara et al. (2013) に従い,ネダシグサ属(Rhizoclonium)3種とジュズモ属(Chaetomorpha)1種(緑藻シオグサ目)を掲載しました。

2013年7月9日 Wiriyadamrikul et al. (2013) に従い,ガラガラ(紅藻ウミゾウメン目)の種名をTricleocarpa jejuensisに変更しました。

2013年5月16日 Lin et al. (2013) に従い,アヤニシキ(紅藻コノハノリ科)の種名をMartensia jejuensis に変更しました。

2013年4月28日 島袋ら (2013) に従い,Sargassum oligocystum褐藻ヒバマタ目)の和名をヒラミモクとしました。

2013年2月13日 Hind & Saunders (2013) に従い,日本産フサカニノテ属(紅藻サンゴモ目)とオオシコロ属をサンゴモ属に移しました。

2013年1月31日 Kato et al. (2013) に従い,イシノミモドキ属(紅藻サンゴモ目)の分類を整理し,Neogoniolithon trichotomumを掲載しました。

2013年1月6日 Poong et al. (2013) に従い,Mesospora elongata褐藻イソガワラ目)を掲載しました。

2012年12月20日 Kitayama (2012) に従い,タマクシゲ(褐藻タマクシゲ目)を掲載しました。

2012年9月19日 Sun et al. (2012)を参考にハイオウギ属(褐藻アミジグサ目)の分類を整理しました。

2012年9月18日 Wynne & Saunders (2012)を参考に参考にヌメハノリ(紅藻コノハノリ科)をDelesseria属からCumathamnion属に移しました。

2012年8月20日 Kawai et al. (2012)を参考にムチモ(褐藻ムチモ目)をCutleria属からムチモ属(Mutimo)に移しました。

2012年7月5日 Kim & Boo (2012)を参考にハイテングサ(紅藻テングサ目)の学名をGelidium crinaleとしました。Schneider et al. (2012) を参考にカサネイツツギヌ(紅藻マサゴシバリ目)をマサゴシバリ属(Rhodymenia)からHalopeltis属に移しました。

2012年6月18日 Shimabukuro et al. (2012) に従い,トゲミモク Sargassum denticarpum褐藻ヒバマタ目)を掲載しました。また,フタエモク S. duplicatumS. ilicifoliumのシノニムとしました。

2012年5月14日 Milstein & Saunders (2012) に従い,イタニグサ(Ahnfeltia tobuchiensis)をネツキイタニグサ(A. fastigiata)(紅藻イタニグサ目)のシノニムとしました。Mattone et al. (2012) に従い,サビモドキ(紅藻サンゴモ目)をサビモドキ属(Yamadaia)からサンゴモ属(Corallina)に移しました。Boedeker et al. (2012)に従い,カイゴロモとヒメフカミドリシオグサ(緑藻シオグサ目)をシオグサ属(Cladophora)からPseudocladophora属,Pseudocladophora科に移しました。

2011年10月26日 Sutherland et al. (2011)に従い,Porphyra属(紅藻ウシケノリ目)の分類を整理しました。Ni-Ni-Win et al. (2011)に従い,Padina ishigakiensisP. macrophylla褐藻アミジグサ目)を掲載しました。

2011年8月22日 Coppejans et al. (2011)を参考にRhipidosiphon lewmanomontiae緑藻ハネモ目)を掲載しました。また,ニセハウチワ科(緑藻ハネモ目)を再評価しました。

2011年7月7日 Kato et al. (2011)を参考にサンゴモ科(紅藻サンゴモ目)の亜科の分類を整理しました。

2011年5月7日 Boo et al. (2011)を参考にColpomenia claytonii褐藻シオミドロ目)を加えました。Gabrielson et al. (2011)を参考にエゾシコロ(紅藻サンゴモ目)をCalliarthron属からヤハズシコロ属(Alatocladia)に移し,Calliarthron latissimumをエゾシコロのシノニムとしました。

2011年3月7日 Clayden & Saunders (2010)を参考にメイオディスクス科(紅藻ダルス目)を加えました。

2011年3月3日 Gabriel et al. (2011)を参考にベニスナゴ属(紅藻ヒメウスギヌ目)の分類を見直しました。

2011年3月2日 Kikuchi & Shin (2011)を参考にホシノオビ(紅藻エリスロペルティス目)をホシノイト属からホシノオビ属に移しました。Guiry (1997)を参考に,ユミガタホシノイト(紅藻エリスロペルティス目)を独立の種としました。

2011年2月9日 イソノハナ目とカクレイト目の併記を止め,イソノハナ目に統一しました。

2011年2月7日 Huisman et al. (2003)を参考にピヒエラ目紅藻)をリストに加えました。Huisman (2002)を参考にLiagora clavata紅藻ウミゾウメン目)をケコナハダ属に移しました。

2010年12月18日 Zechman et al. (2010)を参考にパルモフィルム属(緑藻)を新目パルモフィルム目に移しました。

2010年11月4日 Kain et al. (2010) を参考にイソイワタケ(褐藻イソガワラ目)にコメントを加えました。

2010年11月4日 Draisma et al. (online first)を参考に,ウガノモク属(褐藻ヒバマタ目)にコメントを加えました。

2010年9月17日 Draisma et al. (2010) を参考にクロガシラ目褐藻)の分類体系を見直しました。

2010年9月17日 Wiriyadamrikul et al. (2010) に従い,シマテングサ属(紅藻 テングサ目)にGelidiella faniiを加えました。

2010年9月6日 Mattio et al. (2009, 2010) を参考にホンダワラ亜属(褐藻 ヒバマタ目)の分類体系を見直しました。

2010年8月31日 コラムを1件追加しました。

2010年8月30日 リストの編集ルールを改訂しました。

2010年8月29日 吉田・吉永 (2010) 「日本産海藻目録(2010年改訂版)」を参考に,全体の分類体系を見直しました。

2010年8月27日 Norris (2010) を参考に,緑藻と褐藻の分類体系を見直しました。

2010年8月23日 コラムを1件追加しました。

2010年8月18日 日本産海藻リストを試験的に公開しました。

 
日本産海藻リストの再公開に当たって(2016年2月9日 鈴木雅大)
 本サイトで用いている分類体系は,著者(鈴木)が共著者として編纂に深く関わっている「日本産海藻目録(2015年改訂版)(吉田ら 2015. 藻類 63: 129-189)」とは,綱,目の分類体系が大きく異なっています。特に「日本産海藻目録(2015年改訂版)」の一部の褐藻類と紅藻類については,著者が意見を述べることが出来なかったため,国際的な見解とは異なるものが少なくありません。ただし,「日本産海藻目録(2015年改訂版)」と異なる見解があることは,目録の「ノート」に記しています。また,本サイトでは「日本産種」として報告された全ての種を掲載するという理念から,「日本産海藻目録(2015年改訂版)」では触れられていない種類も多数掲載しています。異名(シノニム)と種内分類群(亜種・変種・品種)についても著者が把握している限り全てを掲載しています。

 「日本産海藻目録(2015年改訂版)」と決定的に異なる点としては,全ての和名をカタカナで著していることが挙げられます。生物の和名をカタカナで著すのは現在の文章構成におけるスタンダードであり,和名を平仮名で著すのはむしろ異端といえます。海藻において,和名を平仮名で著す習慣があるのは,岡村金太郎博士による「日本藻類図譜シリーズ」 や「日本海藻誌」 に従っているというのが通説です。これらの文献が発行された当時,印刷物の標準はカタカナ書きだったため,生物の和名は他の文章と区別するために平仮名書きとされていました。学名を他の単語と区別するためにイタリック体で著すのと同じ理由です。しかし,現在の文章は平仮名書きが基本となっており,和名はカタカナで著すのが適当と考えられます。学会誌で出版されている目録と異なるリストを公開することの是非については,これまで多くの批判を受けてきました。一方,「日本産海藻目録は日本藻類学会の公式見解では無い。国際的に広く用いられているAlgaebaseを基準にすべき」という意見も少なくありませんでした。「日本産海藻目録(2015年改訂版)」が「日本藻類学会の公式見解」かどうかは,著者には判断が付きかねるところですが,このような経緯から,「日本産海藻目録(2015年改訂版)」の編纂・出版は,著者にとって大きな葛藤がありました。そもそも,著者自身が編纂に関わった目録とは異なる分類体系を著者個人のHPで公開する時点で矛盾しています。言うまでもなく,本サイトで公開している「日本産海藻リスト」は,著者個人が編纂しているもので,第3者による査読を受けておりません。内容については出来る限り客観的になるよう,正式に発表された論文に基づいておりますが,著者の主観的な判断が全く無いわけではありません。「日本産海藻目録(2015年改訂版)」と齟齬の生じるものについては全て注記(Note)を付けておりますが,いずれにしろ「学会の公式見解」ではありません。本サイトで独自の海藻リストを公開する意義については悩ましいところで,「日本産海藻目録(2015年改訂版)」の共著者となって以来,公開を中止していましたが,近年の海藻分類の変遷は5年に1度の改訂では間に合わないほど激しいものであり,これに対応するには常に更新可能なウェブサイトでの公開が望ましいとの考えから,公開を再開しました。どういう形の海藻目録あるいは海藻リストが良いのか,社会的意義を踏まえて検討していきたいと考えております。

 
リストの編集ルール
 
1. 紅藻類(Red algae)
 
2. 緑藻(アオサ藻)類(Green algae),車軸藻類(Charophytes)
 
3. 褐藻類(Brown algae),ファエオタムニオン藻類,黄緑色藻類
 
和名索引
 
学名索引(作成中)
 

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